2004.11.05

ヒコーキの心

アマゾンで中古の本が買える便利な世の中になりました。先日ちょろっと検索して本を三冊買いました。
佐貫亦男(著)の「ヒコーキの心」シリーズ三部です。
この本は以前に読んだ本なのですが、手元に置いてパラパラと読みたいと思ったのです。
以前は新書本でしたが文庫本になっていました。

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飛行機好きには有名な本なので今更説明は不要でしょうけど、ご存知無い方にお勧めトークを致します。
著者の故・佐貫亦男氏はカメラ好きには「ドイツカメラの本」の方が馴染み深いでしょう。しかし彼のもっとも愛した機械は間違い無く飛行機です。
戦前から日本の航空機産業に技術者として従事した彼が数々の飛行機を技術者としての確かな洞察で愛情いっぱいに軽妙な文章で綴った名著です。
佐貫氏は飛行機に限らず道具・機械を愛する技術者です。道具への愛情の根源はそれを造った自身と同じ技術者達への敬意なのが文章から伝わります。
日本では機械的と云う場合否定的な意味合いで使う事が多いですけど、本来道具や機械は造った人が現れる物です。

機械は人なり

飛行機好きなら摘み食い的に読むのにピッタリな本で、全部読めば俄か航空博士になった気分です。
おおば比呂司のイラストも泣かせます。

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