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2013.12.22

MINOLTA MD ROKKOR 50mm 1:1.2 LENS MADE IN JAPAN Φ55mm (1001667)

カメラや写真に興味を持ったのが70年代後半の僕にとって大口径レンズと言えばF1.4以上のレンズ。F2.8-F4やF2.8通しの標準ズームが「大口径」と謳われたって「はぁ?」って感じでピンと来ない。物心ついた頃の一眼レフにはF1.4やF1.8が当たり前についていて、悲しい悲しい廉価版の最廉価版だってF2だ中望遠以下のF2.8で「明るい大口径ズームです。」と云われても全くときめきは無かったね。それとは逆にドッキドキにときめいちゃって、地団駄踏んで指咥えて欲しかったのがF1.2の超大口径標準レンズ。

標準って云うのは当たり前の定番的な意味なんだろうけど、「超」ってついちゃうと、もうこれは標準的じゃない!!!超えちゃってるんだよ。標準を超えちゃってる標準レンズが超大口径F1.2標準レンズ。

MD50/1.2はMinolta XD以降の発売のはず。1977年以降だ。世代的には筒にプラを使用して、各社それまでより小型軽量化が推し進められた時代のレンズ。軽薄短小になったとは云え、そこはF1.2の存在感で、前玉もギョロっとデカくて、マルチコートの反射が魅惑的。F1.2は前だけじゃなくて後ろもマウントにパンパンにレンズ入って居て思わずニンマリだ。「あ~普通じゃ無い贅沢。そう!これって贅沢!!!」

実際使う上ではF1.4より半段明るいだけなので、F1.4とは実用上で大差無い。F1.8クラスとなら1段明るい有難みあるだろうけど、F1.4比較だと半段明るくて、大きくて、重くて、高価なだけ・・・ だけど、F1.2標準レンズに実用上の話は全く意味を持たない。だってホラ、贅沢なんだからさ。


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

α7のEVFで見てる段階で開放でもコントラストがシッカリしてるのが判った。フィルムカメラで使ってた頃の印象より開放から切れがある。もっともフィルム時代はビビって意外と開放では撮って無い。ピント合う自信無いし、日中野外で1/1000までのカメラでナカナカ開放はありえない。


F2.8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

これは絞りの選択ミス。なんでF2.8なんかで撮ったんだろ?自分でも意味判らん。


F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

絞って遠景はスッキリ、クッキリ。


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

毎度、飼い猫でゴメンなさい。この季節はストーブの前の椅子から動かない。上の野良猫写真もそうだけど開放からピントバッチリな立派なレンズだ。α7のEVFはエッジの切れるレンズはピントが滅茶苦茶合わせ易い。開放でもピント位置が手に取るように分かる。これが前回のR50/1.8みたいなエッジがヌルいレンズだとピントは分かり難くて迂闊に撮ると外し易い。XGA程度の解像度のEVFでレンズの切れが分かるのは驚いた。


晴れた日にF1.2の開放で遠景は無理!案の定1.5段以上のオーバー露出。遠景定点テストの開放とF2はRawから露出下げてます。よってコントラストはその他の絞り値と比較は当てにしない事。こりゃ今後も同じだからND4買うか・・・

定点遠景撮影では開放からF2まではそれなり。F2.8~F4でもマダマダ、F5.6からスッキリ!

80年前後以降のレンズって70年代初期以前のレンズとはフレアが激減する。それが、コーティング含めた技術の進歩か、設計コンセプトの変化か、原因は知らないけど明らかに変わってる。良く読み聞きするのは、MTF・コントラスト重視の設計コンセプトの変化だけど、このレンズがそうなのかは知らない。なにかで読んだ記憶ではミノルタもコントラスト重視になったと読んだ気もするけど定かでは無し。そもそも何かに書いてあった事の信憑性の裏も僕には取れないので、アカデミックな話は放棄、放棄。撮って見ると昔のレンズとは写りの感じが異なるのは体験出来る。って、このレンズも今じゃ大昔か・・・・

総じて良く写るレンズの感。テストすれば開放やF2辺りはそれなりに落ちては居るけど、実際に使ってると開放から切れもあって善いレンズだ。5.6以上に絞った画は、これまたイイ。F1.2の超大口径レンズで絞った画がイイって云うものなんだけど、絞った画はホントに良い。チャート撮った解像度は知らんけど、実写では抜け、切れ、共に文句無い。

光学性能的に大口径レンズが小口径レンズより絞った画質が優れてる理屈は多分無い。。。けど、大口径レンズは贅沢品なのでメーカーさんが気合入れてシッカリ作ってる場合が多いから、キッチリ、シッカリ写るってのは多分ある。

ボケは流石F1.2の超大口径、盛大にボケる。比較的素直なボケだと思うけど、人によってはコレでも固いって言うのかも?大抵の標準レンズは幾らかのオーバーコレクションだから大抵は前ボケの方が綺麗に散って行く。このレンズもそう。このレンズに限らず主たる被写体の前のボケが固いと煩いから、前ボケ、後ボケ、どっちが綺麗で前ボケが綺麗なのは大抵の場合で好ましいよ。DCニッコールみたいな標準レンズがあったら面白かったけど、多分今後も出ないだろうな。。。

定点撮影とボケテストのフルサイズ画像はこちら。
flickrでのオリジナルサイズの観かた。
一覧から見たい写真をクリック。
開いた画面の右端のドット三つ並んだアイコン「more action」をクリック。
「Download / All sizes」を選択でオリジナルサイズへアクセス出来ます。

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コメント

実は、MD ROKKORレンズ自体はXDより先に出て
次のカメラ(XD)は速度優先AE搭載か?と騒がれた事が

投稿: Kim | 2013.12.23 07:31

ほほう!それは知らなかったです。XDより先に出てたMDレンズにコレも入るのですか?Wikiにも発売年書いて無いんです。何時なんでしょ?

投稿: tokitaro@店主 | 2013.12.23 09:47

朝日カメラの1978年1月号のニューフェース診断室の最初のパラグラフで「ミノルタカメラはこれまでのMCロッコールレンズにかえて、MDと名付けした新レンズを先行発売していた。そして1977年10月、コンパクトタイプの新しい35ミリ判1眼レフAE、2機種を発表した。...」このときXDとXG-Eを発売したんですね。MD50/1.2は1978年の発売ですから先行発売の仲間には入らなかったと思う。
おそまつ

投稿: koji | 2013.12.24 12:23

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