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2007.02.20

紙の話(インクジェット白黒写真編)

先日のPM-4000PXでのカラープリントの結果の良さに味をしめて、白黒プリントを研究中。。。
PM-4000PXでは「あーだ、こーだ」やった挙句に結局紙(ピクトリコ・フォトグロスペーパー)で解決した。
白黒プリントはHP7830なんだが、このプリンターは白黒印刷の時にYMCKとグレー2種を使って全体のトーンが揃ったプリントが出来るプリンター。。。(これが使って見たくて入手したような代物)
純正紙のプレミアムフォトプラス用紙だと蛍光灯下では純黒調な綺麗な白黒プリントが出来る。
だったらそれで良いじゃない?って思うでしょうが、一点気に入らない点がある。
この用紙はインクがリバーサルフィルムの乳剤面みたいに凸凹見えるのです。
気にしなければ良いのだけど、なんか気に入らない・・・
あと価格がとっても高いのが問題。。。(二点か)

そこで何種類か紙を変えてテストしてみた。
エントリーする用紙は以下
1.HP プレミアムフォトプラス
2.富士フィルム 画彩 写真仕上げアドバンス
3.富士フィルム 画彩 写真仕上げPRO 超光沢 厚手
4.コニカミノルタ フォトライクQP 写真画質 光沢 厚手
5.コクヨ プロフェッショナル写真用紙<厚手・高光沢>
6.エプソン 写真用紙クリスピア<高光沢>
7.ピクトリコ フォトグロスペーパー

HP プレミアムフォトプラスは光沢度が高い紙だ。純黒調で濃度も好ましい。黒が締まって焼きが浅い感じが無く非常に良いのだが前記したように凸凹が気になる。これさえ無ければこんなテストしなくて良い位。。。ちなみに気に成る凸凹はプレミアムフォトプラス以外には全く現れなかった・・・謎?

画彩 写真仕上げアドバンスはディスコン商品だが光沢感が高く、なにより純白度が高い。プリント結果はコントラストも上々で好ましい。HP プレミアムフォトプラスと比較すると焼きがほんの僅かに浅くなる感じだ。僅かにグリーン被りを感じるのが残念。。。

画彩 写真仕上げPROはアドバンスより更に光沢度、純白度が高い。エントリー用紙中で純白度は一番だ。プリントすると高い純白度に拠るものか、コントラストが高く、明度も良く黒も締まる。上記アドバンスと似た感じのプリントだがグリーン被りは無く冷黒調のプリントになる。人によっては冷たいと思うかも知れないが、これは非常に良い。

コニカミノルタ フォトライクQP 写真画質はエントリー中で一番安い紙だが、価格の割には良い紙だと思っている。特に染料でカラープリントの時は少々調節すれば綺麗なプリントが得られる良い紙だ。純白度と光沢では上記3種に一歩譲る。今回の白黒プリントテストではコントラストも黒の締まりも程々の結果が得られて健闘しているが、画彩アドバンスより更にグリーン被りがあって白黒に使う気には成れない。。。

コクヨ プロフェッショナル写真用紙は高級紙だが、純白度と光沢はフォトライクQPと同等な感じ。個人的には余りにピカピカした紙より之くらいが好ましいと思っている。故にカラーではフォトライクQPを良く使って居た訳だ。質感や見た目はフォトライクQPに似てるがプリント結果は随分と異なった結果となった。調子としてはプレミアムフォトプラスに非常に近く好ましい。プレミアムフォトプラスと比較すると僅かに温黒調となった。

エプソン 写真用紙クリスピアは今回のテストには期待外れの結果となる。紙単体だと光沢度は高いのだが純白度は一番低い。純白度に関しては低いと言うより紙を並べてみると明らかに黄色い。「うっそ~、マジ?これで良いの?エプソンさん?」って感じだ。プリント結果はセピアです。セピアとして見れば品の良いセピアかも知れないが、白黒プリントとしてみると・・・使えません。。。

ピクトリコ フォトグロスペーパーも試しにテストしてみた。PM-4000PXのカラープリントでは素晴らしい結果を得た紙だが、今回のHP白黒プリントテストには明らかに向いてない結果がでた。程々の光沢感で質感と調子は好ましいがグリーンが盛大に被った。フォトライクQPもグリーンが被るが単品でパッと観たら気づかない人も居るようなレベル。フォトグロスペーパーは明らかに緑だ。。。。

総合すると
HP プレミアムフォトプラス
富士フィルム 画彩 写真仕上げPRO 超光沢 厚手
コクヨ プロフェッショナル写真用紙<厚手・高光沢>
この3種が今回のテストでは好印象。
純黒調、冷黒調、温黒調と上手く揃った結果となったのは出来過ぎ。
もっともこれは蛍光灯下の話でタングステン光の下だと全部温黒調に転んじゃうのだがね・・・
それを考慮すれば「画彩 写真仕上げPRO」がベストチョイスの結論です。

「オマケ」
テストしていて面白い事に気づいた。
紙それぞれにに固有の匂いがあって、それが非常に異なる事。

「HP プレミアムフォトプラス」は水彩絵具の匂いがする。「画彩アドバンス」は粗無臭。「画彩PRO」と「クリスピア」は僅かに酸っぱい。「フォトライクQP」と「コクヨ プロフェッショナル写真用紙」はとても酸っぱい。学校の印刷室の匂いがする。「ピクトリコ フォトグロスペーパー」は普通の紙の匂いする。今まで「フォトライクQP」を使っていて酸っぱい匂いはインクのせいだと思っていたのだが、紙が臭かったのね。。。

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コメント

 白黒テストの話なかなかおもしろかったです。
 今度、三菱が「月光」ブランドで白黒専用インクジェット紙
出すようなので、出たらテスト見てください。
 ちなみに、色調コントロールするソフトも用意するらしいで
すよ。
  http://www.gekkoij.com/

投稿: T.UCHIDA | 2007.02.20 23:16

HPプレミアムプラスはインクを吸わせて
耐候性を確保する紙なので(膨潤型)他の光沢紙に比べると
表面が独特の風合いを持ちます。
昔は他社でも膨潤型の紙を出してましたが、顔料機が出てきてからあまり見かけなくなったような印象がありますね。
逆に言うとHP染料+他社の紙では耐候性が確保し辛いとも言われますので長期保存用の場合は要注意です。

あと、純白の光沢系用紙ということでしたらイルフォードも悪くないですよ。嫌味の少ない紙白です。

#余談
印刷にグリーンが乗るというのはプリンタ側の設定を疑った方がいいかもしれません。現物を見てみないとなんとも言えませんが。

投稿: koseki | 2007.02.21 01:09

T.UCHIDAさま、プリント結果より匂いが面白いですよ。嗅いで見てください。月光の紙は知ってます。あれは顔料プリンターに最適化されてるようですね。

kosekiさま、なるほど紙の構造が違うのですね。仰られるとおり他社製紙にプリントした場合の保存性は低いですね。色褪せます。
イルフォードの紙は試してみたいですね。調べてみたら値段も他社高級紙と変わらないようですし。A3+は無いようです。
グリーン被りはご想像されてるより軽微な物です。恐らく気に成らない人には気に成らないレベルでしょう。プリンターの設定はHPの135番&100番カートリッジ、グレースケールで印刷ON、高画質ON、紙指定プレミアムプラスフォトで全て印刷してます。
各プリントを単体で見ればどれも綺麗にプリントされてると思います。並べると色が違います。グリーン被りは恐らく蛍光灯光に中で見る場合に紙によって反射分布が違うからだと推測してます。青や赤系とちがい僅かでもグリーンを感じると白黒プリントの場合は僕は違和感を感じます。
エプソンのクリスピアは単体でみてもセピアです・・・

投稿: tokitaro@店主 | 2007.02.21 03:03

kosekiさまにプレミアムプラス用紙は膨潤型との教えを受けて、ならばと更に試してみた。
他社製の紙の説明にはHPのプリンターで使う場合はプレミアムプラスフォトに指定しろと書いてあるが、膨潤型に対して現在主流の多くの紙は多孔型と呼ばれるタイプらしい。HPの用紙を調べるとアドバンスフォト用紙が多孔型のようだ。
そこで試しに「画彩 写真仕上げPRO」で用紙指定をアドバンスフォトにしてプリントしてみた。
その結果は冷黒調だった「画彩 写真仕上げPRO」が純黒調になった。。。
プレミアムプラスフォト用紙はインクを多く消費するらしいが、おそらく紙に対して噴きすぎだったのではないだろうか?
うーん、インクジェットプリンターは難しいねぇ。。。
ま、いい結果が出たのでメデタシメデタシ。。。
カラーでもアドバンスフォト指定を試して見よっと。

投稿: tokitaro@店主 | 2007.02.22 03:59

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